平成16年8月 番外編-2
  
日本最北端宗谷岬へ       

8月27日(金)〜28日(土)
先週は北海道最南端に行き、今週は最北端の地に行って来ました。

27日(金) 天気:くもり   赤線コース

本日急に休みがとれたので、じゃあ宗谷岬に行こうということになり、当日準備。
夫は10年以上前に行ったきり・・私は行ったことはありません。
お昼ご飯を食べて、シャワーをしてから出発。午後2時頃です。

美幌町―端野町―ルクシ峠―佐呂間(さろま)町―湧別(ゆうべつ)町―紋別(もんべつ)
あとは、オホーツク海、海沿いの国道を北へ進んで行くだけ・・でした。
私運転、夫は後ろで寝ており、くまは助手席でぼーと座っていました。

紋別を過ぎてから走っていると、いつのまにか海沿いからはずれており、(曲がったつもりはないんですけど)滝上(たきのうえ)町の表示が目に入り、「↑旭川・上川」の看板。
たきのうえ〜?あさひかわ〜?おっかしいなぁと気づき車を停めて地図を確認。
夫も目を覚まして「なんで滝上やねん」。間違えた・・。それもかなり進んでから気がついた・・。

戻らずにくるっと回ってオホーツク海側にでることにしました。1時間超のロスタイムでした。

紋別市―滝上町―西興部(にしおこっぺ)村―興部(おこっぺ)町― 雄武(おうむ)町―枝幸(えさし)
西興部村の町はカラフルな建物で統一されており、村営住宅や役場の施設はオレンジ色の壁になっています。
興部町の道の駅で休憩し晩ご飯を食べました。バスターミナルと公園を兼ねた道の駅で、待合室らしき部屋があり、暖房もきいてました。一晩中開いているのかも・・・。
オホーツク海沿いの国道238号線に戻ったときには辺りは真っ暗。

単調な海岸線を走り、町の集落があったと思ったら途絶え、しばらく走るとまた集落があり・・。
この辺は漁師の町なのかなぁ。

枝幸町のキャンプ場で寝ることにしました。
オートキャンプ場もあり、キャンピングカーが数台停まってます。
平成17年度からはこのキャンプ場も有料になるそうな。

滝上町の炭焼き小屋
西興部村の町並み

28日(土)  天気:晴れ   緑色線・黄色線コース

朝早く起き、キャンプ場のすぐ側の道の駅で洗顔。
北へ出発。
ウスタイベ千畳岩というのがあったので、行ってみました。ここもキャンプ場になっていてキャンパーも数組。朝早かったのでまだ活動前のようです。

くまの散歩を済ませ車を走らせると、神威(カムイ)岬の表示。神威岬といえば積丹(しゃこたん)にもあるのだけど、ここは北見神威岬というそうです。

ドライブすると最近よく目にするのが風力発電の風車です。台数はさまざまですがいろんな町にあります。今のはやり?
近くで見ると大きいです。一台数億円するそうな・・。

枝幸町―浜頓別(はまとんべつ)町―猿払(さるふつ)村―稚内(わっかない)
クッチャロ湖に立ち寄り宗谷岬へ。
観光客もいて、最北端の地碑の前で写真を撮るのも順番待ちです。
“宗谷岬”という歌がエンドレスで流れていて、「♪りゅうひょうとけて〜はるかぜふいて〜・・・・ハマナスゆれる〜そうやのみさき〜♪」歌を覚えそうです・・。
宗谷岬から30数キロのノシャップ岬へ行きました。よく晴れていたので礼文島、利尻島が見えました。

稚内市街地に戻り、フェリーターミナル近くの北防波堤ドームへ。総延長427メートル、柱の総数70本、半アーチ式の世界でも珍しい構造形式です。
枝幸町のキャンプ場
ウスタイベ千畳岩
 
ウスタイベ千畳岩 北見神威岬 風力発電の風車 クッチャロ湖
稚内:宗谷岬 稚内:ノシャップ岬
稚内:北防波堤ドーム 稚内市の町並み 樺太島民慰霊碑 氷雪の門
スーパーでお弁当を買い、稚内公園で食べることにしました。それは高台にあり、市街地を見下ろしながらお昼ご飯。もう少し登っていくと氷雪の門があり、「あっ、これどっかで見たことある!」写真か何かで・・。稚内市の町の象徴の絵にもなっています。こんなところにあったのね。
稚内市―豊富町―幌延(ほろのべ)町―中川町―音威子府(おといねっぷ)村―美深(びふか)町― 朱鞠内湖(しゅまりないこ)和寒(わっさむ)
稚内から日本海側を少し下り、豊富町の兜沼(かぶとぬま)公園へ。ここで車を停めてしばし休憩のお昼寝。
サロベツ原野のサロベツ原生花園に行き、少し散歩。花はほとんど咲いていなくて緑の原野です。利尻富士(利尻島の利尻山)はきれいに見えました。
天塩(てしお)川沿いの国道40号線を南へ進み美深の道の駅でジェラードアイスを食べた後、朱鞠内湖をめざす。もう夕暮れ。
最近日が短くなってきて、急いで行かないと日が沈んでしまう。暗闇に湖に行ってもしかたがないので車をぶっとばして進みました。
夕日が沈む頃に朱鞠内湖に着きました。朱鞠内湖は人造湖です。治水と発電を目的とし、北海道電力の所有だそうです。

朱鞠内を出る頃には暗くなってました。さて今日家に帰るか、もう1泊するか・・。迷うところですがとりあえず、温泉に入りましょう・・ということで和寒町の塩狩温泉に行くことにしました。
利尻富士
兜沼公園
サロベツ原生花園
幌延町 トナカイ牧場 美深町道の駅 ブルーベリーミルク
朱鞠内湖
塩狩温泉は国道40号線沿いにあり、塩狩温泉ユースホステルの看板の出ている所を入っていくと、旅館があります。真っ暗だったので危うく、通り過ぎるところでした。
日帰り入浴料400円。シャンプー、ボディシャンプーはありました。が、銭湯のような、良く言えば情緒のある風情のある温泉、悪く言えば古ぼけた温泉・・でした。

地元の人がよく利用しているようで風呂場や脱衣所はご近所さん同士の会話がとびかってました。長湯もせず出てきました。
この時点で午後8時。あと1泊して明日帰るかこのまま家に帰るか・・。

この辺りから美幌に帰る道はよく通る道なので、特に見たい所もなく、疲れてもいたので家に帰ることにしました。

和寒町―比布(ぴっぷ)町―愛別(あいべつ)町―上川(かみかわ)
先週はここから旭川紋別自動車道を走り白滝村に出て国道333号線で帰りましたが、今回はまともに国道39号線で帰ります。

上川町―層雲峡(そううんきょう)石北(せきほく)峠―留辺蕊(るべしべ)町―北見市

晩ご飯もろくに食べずに走っていたので、おなかもすき、でも午後10時半ごろだったので開いている店も限られてきます。
北見に‘吉ぶー’と‘なか卯’があるのでそこなら開いているだろうと立ち寄り、今回は‘なか卯’で豚丼ときつねうどんをそれぞれ食べて今回の旅は終了。

いえ、まだ 北見市―端野町―美幌町と走り、家に到着。
今回の走行距離920キロ。
塩狩温泉
しめくくり

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