平成18年5月 番外 前編
  
みちのく東北へ       

5月2日(火)〜6日(土)
GWの連休を利用して北 東北へ行ってきました。
北海道脱出です。

2日(火)  天気:小雪  

この日、朝起きるとうっすら雪が積もってました。5月だというのに・・。
日勝峠を通るのに、雪が積もってないかなと心配しましたが、雪が降ったのはオホーツク海地方だけだったようです。
24:00発の苫小牧発八戸行きフェリーに乗船のため、我が家から310キロ、ひたすら走ります。

連休ということもあり、混雑しています。午後11:00すぎに乗船し、八戸到着予定午前9:30。
くまも持参(?)なので、10時間超、くまは車の中でお留守番。
中距離フェリーなので、ペットルームがありません。船酔いしないかなぁ・・。

3日(水)  天気:晴れ  

フェリーの2等船室は満員。通路や階段、レストラン内に毛布をひいて寝てる人もいました。私たちも2等でしたが、部屋の中で足をのばして眠ることができました。
午前7:30から入浴可だったので、朝風呂入浴。

八戸には予定通り9:30に着きました。
くまも車の中でおとなしく待ってたようで酔った様子もなかったです。
→車両甲板の車の中のくま。
(あくびしてます)

フェリーを降りて走っていると、桜が咲いていました。
道東地方は桜はまだまだなんですけど。
青森県八戸市から太平洋沿いに岩手県を南へ走ります。
野田村の『道の駅のだ』でソフトクリームを食べて、どこかの海岸でも休憩。海が青々としていました。この辺りで昼食。

リアス式海岸沿いの道なので、カーブが多いです。国道なのに道幅も狭く感じます。

田野畑村の『道の駅たのはた』で“でんがく”と“きらずダンチ”なるものを食べました。
でんがくは豆腐に特製みそをつけて焼いたもの。これはおいしかったですが、きらずダンチ=おから入り団子、の方は味はいまいち・・・。
田野畑村の鵜の巣断崖という所に行きました。
200メートルの落差のある5列に連なる断崖です。天気もよかったので遠くまでリアス式海岸が望めました。

国道45号線を南へ走り、釜石市へ。この時点で午後5:00すぎ。
釜石市といえば鉄の町、市立鉄の歴史館というのがあったので寄ってみましたが、入場午後4:30までとのことで中には入れませんでした。

『道の駅さんりく』で休憩して“いかぽっぽ”を食べました。何かと思えばイカの丸焼きにしょうゆをぬったものでした。肉厚のイカでおいしかったです。
さあ今晩の宿泊先はどうしよう。今回も宿はとっていません。GWで空いてなかったのもあるんですけど・・。

陸前高田市の食堂で夕食をすませ、駐車場が広くてわりときれいな同市の道の駅があったので、車中泊をすることにしました。
フルフラットにして寝る準備をして午後9:00前に就寝。

4日(木)  天気:晴れ  

道の駅『高田松原』を後にして、宮城県気仙沼市へ。早朝の漁港を回って再び岩手県入り。
平泉へ行きました。中尊寺に行き金色堂拝観。金色堂は撮影禁止でした。
金色堂には藤原3代のご遺体と4代目の首級が納められているそうです。
【義経】見てましたから、平泉には少々興味あり。
朝の気仙沼港・魚市場 中尊寺
金色堂前 お茶餅購入
平泉を出て東北自動車道に入り、紫波SAでご当地麺の“じゃじゃ麺”を食べました。
肉炒めそばのことで、うどん(と思ったけど平麺らしい)の上に、きゅうりやネギ、金糸玉子等、そして味噌だれがのっている麺。お味は・・もう1度食べたいとは思わないです・・。

西根ICで降りて、八幡平のアスピーテラインを走りました。4月下旬から11月上旬まで開通される道で、今の時期は雪の回廊で展望所からの景色もすばらしい。
じゃじゃ麺 あかにし貝の串焼き 車窓
アスピーテライン
八幡平山麓温泉の足湯 発荷峠
アスピーテラインをぬけてから、さらに北上。
予定では鹿角市辺りで宿泊するつもりでしたが、明日の天気は下り坂ということで、十和田湖、奥入瀬渓流にまで行くことにしました。
奥入瀬に着いたのは午後6:00すぎ。
ここは新緑の季節や紅葉の時期が綺麗らしいのですが、新緑には少々早く、苔もまだ茶色がかっていました。
渓流沿いに国道がはしっていて所々で駐車スペースもありました。遊歩道もずっと続いていますが、まだ残雪もあり歩きにくそう。夕暮れだったので人もあまりいませんでした。
十和田湖
奥入瀬渓流
奥入瀬を過ぎてから十和田市方面へ。
途中、宿にも電話してみましたが「申し訳ありません。本日は満室で・・」とのことで、本日も車中泊に決定。
十和田市の『ポニー温泉』というところで温泉に入り、近くの店で夕食。温泉も食事も◎でした。
本日は道の駅『奥入瀬』で就寝。
私たちのような車中泊者もけっこういました。

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