H19年7月 番外編
留萌管内

7月14日(土)〜16日(月)
日本海の旅

14日(土) 天気:晴れ  

7月3連休、どこに行こうかと考え、行ったことのない留萌方面に行くことになりました。朝6時すぎに出発。

美幌(びほろ)町―北見(きたみ)市―佐呂間(さろま)町―旭川紋別自動車道 丸瀬布(まるせっぷ)IC―浮島(うきしま)上川(かみかわ)IC―比布(ぴっぷ)北IC 比布(ぴっぷ)町―和寒(わっさむ)町―幌加内(ほろかない)
幌加内町はそばの産地で、作付け面積・生産量が日本一らしいです。そばの畑が辺り一面、花も咲いていました。幌加内の道の駅で午前10時半頃。せっかくなので幌加内そばを食べました。もりそば580円。おいしいです。
和寒駅 幌加内そば そば畑
幌加内(ほろかない)町―苫前(とままえ)
苫前町の中心部から20キロ以上離れたところに、小説『熊嵐』のモデルになった三渓別熊事件跡地があります。
大正4年12月、ヒグマに10人の人達が殺傷された事件の現場が復元されています。
今でも熊が出そうな場所にあって、ほんとにこんな所に人が住んでいたのだろうかと思うような場所でした。
苫前町は熊を売りにしているのか、『とままえだベアー』なんて看板もありました。
日本海側には風車が多く、苫前町には39基の風車群があります。これだけ揃うと見ごたえあります。

苫前(とままえ)町―羽幌(はぼろ)町―初山別(しょさんべつ)


苫前町から日本海側を北上し、羽幌町へ。羽幌のバラ園と菖蒲園に行きました。バラ園横に北海道海鳥センターがあって、天売島に生息する海鳥の生態の展示や映像で紹介しています。入園料は無料。
留萌周辺は7月に入って雨が降っていなくて、雨量不足だそうです。菖蒲園も土がカラカラでした。
苫前町の風車群 羽幌バラ園
北海道海鳥センター 朝日公園 花しょうぶ園
羽幌町を出て、初山別村へ。今日は初山別村の旅館(民宿?)に泊まります。チェックインの前に、しょさんべつ天文台へ。すぐそばに道の駅、温泉施設、キャンプ場があり、連休ということもあってテントサイトはいっぱい。
海をながめるところにあり、今日のような風のない日にはいいキャンプ場だと思います。
宿に入り、お風呂と食事を終えてから午後8時過ぎに再び天文台へ。天体望遠鏡で土星が見えました。
天文台 みさき台公園

15日(日) 天気:晴れ 

朝6時ごろ起きて、宿で朝食を食べて7時半ごろ出発。朝から日差しがきつく、いい天気。車の中は暑くなるのでくまを長い間置いておけないので早めに出発。宿を出て、南下。
初山別村−羽幌町
羽幌からは天売島・焼尻島へのフェリーが運航しています。島へ渡る、ことも考えましたが、両島は自転車で周れるくらいの小さな島で車で上陸するのもなぁ・・かといって、くまを乗せたままフェリー乗り場に車を1日置いておくこともできないし・・。で双眼鏡で島を見ただけ。肉眼でも島は見えます。
オロロン鳥の模型 羽幌フェリー乗り場 遠くに見える天売・焼尻島
羽幌(はぼろ)町―苫前(とままえ)町―小平(おびら)

小平町の道の駅おびら鰊番屋へ。隣接の旧花田屋番屋は国指定重要文化財。明治38年頃に建築され、当時雇い人が200人を超えた大鰊漁家。国道をはさんだ海側に、北海道の名付け親の松浦武四郎翁の像が建っています。
旧花田屋番屋 にしん歴史文化公園
小平(おびら)町―留萌(るもい)
黄金岬と海のふるさと館へ行きました。黄金岬では磯ガニ捕りをしている親子連れがたくさんいました。餌も道具も有料で借りれるそうです。
海のふるさと館
留萌(るもい)市−増毛(ましけ)
留萌でお昼ご飯を食べてから増毛へ。
人がたくさんいて、何か祭りでもやっているのかと思いましたが、そうではなく、皆さん観光に来ていたようです。
小規模小樽のような雰囲気。レトロな建物が色々あります。
日本最北の酒蔵 國稀醸造元 日本酒の試飲もできます
重要文化財 旧商家丸一本間家 留萌本線の終着駅:増毛駅 駅前観光案内所 増毛小学校:昭和11年建築(現役)
増毛市街からさらに南下し、雄冬岬展望台へ。
駐車場から展望台までは、結構急な階段が続き、足元も見えるので怖い。
20分くらい登って帰りは下り山道の遊歩道でした。
雄冬から元来た道を戻って岩尾温泉「あったまーる」で入浴。露天風呂から日本海に沈む夕陽が見れる温泉ですが、時間が早いので夕陽はなし。
留萌まで戻り、早めの晩御飯を食べて建設中の深川留萌自動車道の高規格道路で沼田(ぬまた)町−秩父別(ちっぷべつ)へ。この時点で7時すぎで山に沈む夕陽が見れました。
今晩はくまと一緒に車中泊の予定で、秩父別の道の駅で寝ることにしました。午後9時前に就寝。

16日(月) 天気:晴れ

朝7時頃起きて洗顔と朝食。本日も天気よくて日陰に車を停めなおしました。
車中泊車が10台くらい。犬連れの人々もいます。温泉施設に隣接してるいるので利用しやすいのかな。
『鐘のなるまちちっぷべつ』とうたっていて、午後9時と午前6時に道の駅の開基百年記念塔の大きな鐘が鳴り響きました。実は一日4回鳴るそうで、ずっと鳴り響いていて、近所の人から苦情がでないのだろうかと思うほどうるさかった。
道の駅を出て同じ町内のローズガーデンに行ってみましたが開園前で中には入れませんでした。
道の駅 ちっぷべつ ローズガーデン
秩父別(ちっぷべつ)町―深川(ふかがわ)市―旭川(あさひかわ)
今回の旅程では旭川を通るので、旭川イオンショッピングセンターに行きたいと夫に言っていて、「ただのジャスコやで!わざわざ行くほどのもんか?」と言われながらも買い物してきました。
イオンには開店直後に入り、屋内駐車場に停め、くまは車の中。広い店内、じっくり見ることはできなかったけど、買い物してお昼ご飯を食べて出てきました。
旭川(あさひかわ)市―当麻(とうま)町―愛別(あいべつ)町―上川(かみかわ)町―層雲峡(そううんきょう)石北峠(せきほくとうげ)北見(きたみ)市―美幌(びほろ)
層雲峡に立ち寄り、いつも素通りで久しぶりに歩きましたが、飲食店や土産物屋もあり、花が植えてあったりで綺麗に整備されていました。
帰り道、北見で用事たして、夕方家に帰ってきました。
この3日間、ずっと晴れていたので、海も山も空も畑も夕陽も綺麗でした。

今回の走行距離840キロ。
層雲峡

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