H22年5月 番外編
空知・石狩・十勝

5月2日(日)〜4日(火)

2日(日) 天気:晴れ

今年のゴールデンウィークは1日(土)〜5日(水)。
1日は、車2台洗車してワックスかけて、畑を耕したり、くまを洗ったり、家で過ごし、晩御飯を早く食べて、夜9時には就寝。
2日朝午前3時頃起床。4時過ぎ、出発しました。

車中泊はまだ寒いかな〜と思い、2日は石狩市浜益区(旧浜益村)、3日は苫小牧で宿を予約し、旅立ちました。
今回の目的は美瑛の青い池とブルーリバーを見て、歌志内でなんこ鍋を食べること。
あとは気のむくまま。
美幌(びほろ)町―北見(きたみ)市―佐呂間(さろま)町―旭川紋別自動車道 丸瀬布(まるせっぷ)IC―愛別IC当麻(とうま)町―旭川(あさひかわ)市―東川(ひがしかわ)町―東神楽(ひがしかぐら)町―美瑛(びえい)
東神楽の河川敷に公園があり、パークゴルフ場も整備されていました。8:30から受付開始のようで、このとき8時過ぎ、まだ人はいませんでした。すこし散歩。
白滝道の駅:気温7℃
美瑛町市街から白金温泉へ続く道道を走ると、白金温泉インフォメーションセンターがあり、そこから3キロほど先に『青い池はこちら』の看板があります。
東神楽河川敷パークゴルフ場 美瑛付近の道道 青い池へ続く道
駐車場に車を停め、歩いて10分ほどで青い池に到着。スカイブルー・・池とは思えない不思議な色です。
白金温泉のアルミニウムを含んだ水と、美瑛川の水が混ざって、コロイド状という粒子が生成され、それが太陽の光をまんべんなく散乱させて青く見えるそうです。
青い池も有名になってきたので、観光バスも入ってきます。私たちが行ったのは9時前。それでも観光バスが1台停まっていました。乗用車も10台以上。
白金温泉郷へ。白金観光センターがあり、車を停めてブルーリバーを見に行きます。
橋の上から白髭の滝、ブルーリバーを見ることができます。
白髭の滝から下流が青くなっていて青い池へと続きます。
橋を渡るとシェルターになった階段があり息切れしながら上ると、十勝岳火山砂防情報センターがありました。一般公開されている3D映像、展示室のほか、火山監視センターがあります。
美瑛(びえい)町―中富良野(なかふらの)
白金温泉郷をあとにし、中富良野の千望峠にむかう途中、スガノ農機のトラクター博物館がありました。土の館というのもありましたが、今日は休館日。外に写真撮影用のトラクターがあり、撮影。

↓千望峠
あとはお昼ご飯を食べに、歌志内を目指します。
中富良野(なかふらの)町―芦別(あしべつ)市―赤平(あかびら)市―歌志内(うたしない)

歌志内の炭鉱郷土料理「なんこ鍋」を食べてみたいと言っていた夫。
そのために歌志内に行きました。
「なんこ」とは馬のホルモンを味噌ダレで漬け込んだもの。
もともとは秋田の馬肉料理だそうです。
なんこ丼、なんこラーメン、なんこ定食などありました。
道の駅のレストランで食べられます。
夫はなんこ丼を食べ、ホルモン系だめな私は、牛カルビ丼。

昼食後は歌志内市内を探索します。
かつて炭鉱で栄えた町。
市ですが現在人口は4,700人程。道内で一番人口が少ない市です。美幌町でも22,000人程。
厳しい財政の市だと思います。
芦別:滝里湖
歌志内市役所
空知炭鉱 非別ロマン座
目的を達したので、あとは宿に向かうのみ。
まだ早いので、ちょっと寄り道。
歌志内(うたしない)市―砂川(すながわ)市―滝川(たきかわ)市―新十津川(しんとつかわ)
砂川ハイウェイオアシスに寄って、お土産用お菓子を買い、ハスカップアイスを食べました。GWで店の中も大混雑。
今朝家を出るときに、夫の帽子を忘れてしまったので、急遽買うことに。滝川市内のとあるお店で買いました。
←滝川市の商店街
山の中に入ると、残雪が多いです。
田んぼか畑らしきところもまだ雪に覆いつくされています。
新十津川(しんとつかわ)町―石狩市浜益区(いしかりしはまますく)
宿には午後5時ごろ到着し、宿の前の海岸沿いの公園を散歩。
夏は海水浴場になります。
お風呂に入って、夕食。
豪華な夕食。メインのタコシャブ鍋にお刺身、天ぷら、つぶ貝煮、ナマコ酢、ニシンの煮付け・・などなど
浜益:黄金山 部屋から見える夕日
おなかいっぱいになった後は、部屋に戻ります。
気温は高く、暖かいですが、風が強く外は寒く感じます。
風は夜中もやむことなく、風の音と重い布団・・・で何度も目が覚めました。

3日(月) 天気:晴れ

朝起きてから、宿の近くをくまと散歩。今日も風が強いです。
朝ご飯もしっかり食べ、午前8時には出発しました。
浜益観光をしようと、まず毘砂別展望台へ。暑寒別岳や日本海岸が見えます。利尻島も見えるようですが、朝霞み、朝曇りでそこまでは見えませんでした。

毘砂別展望台から少し進むと千本ナラへ。樹齢820年の大木がありますが、雪に埋もれて目の前までは行けません。この道をこのまま進むと国道に戻るのですが、山頂付近で通行止め。
まだ5月。北海道では雪が残ってます。
もと来た道を戻り浜益から南下して石狩市厚田区(旧厚田村)へ。道の駅でソフトクリームを食べて休憩。
厚田から美唄市に向かうことにし、道道を走っていると、右前方に鹿が現れました。
車を停めると横断して去っていきました。もういないことを確認してから発進。
石狩市(いしかり)市―当別(とうべつ)町―月形(つきがた)町―美唄(びばい)
←石狩川河川敷
→美唄駅
美唄でお昼ご飯にある有名な焼き鳥店で食べようと思い店に入ったのですが、混雑していたのもあるのでしょうが、接客が最悪でやめることにして、店をでちゃいました。
朝ご飯をしっかり食べたので、あまりおなかのすいていなかった私たち、お昼は軽く食べることにして、美唄のアンテナショップで『とりめし』を買って食べました。
美唄(びばい)市―三笠(みかさ)市―岩見沢(いわみざわ)市―江別(えべつ)市―札幌(さっぽろ)
昨日夜に連絡して、急遽札幌の私の従兄の家に行くことに・・。
双子ちゃんにくまもしばし遊んでもらいました。
夕方になり、従兄の家をあとにして、今日の宿泊地の苫小牧に向かうことに。
札幌(さっぽろ)市―北広島(きたひろしま)市―恵庭(えにわ)市―千歳(ちとせ)市―苫小牧(とまこまい)
国道36号を走ると途中で渋滞。この道を走るんじゃなかった、と前も言ってたよなぁといいながら、変更することもできずしばらく走っていました。
先月、北広島に三井アウトレットモールがオープンして、これが渋滞の主な原因。
そこを抜けると渋滞からは逃れました。
昨年10月にオープンしたウトナイ湖の道の駅に寄って休憩。
苫小牧のビジネスホテルはちのへに午後6:30頃到着。
ここは以前、素泊まりで泊まったことがあり、その時次回は食事つきで泊まろうと話していた宿です。
お風呂もトイレもきれいで1人1泊2食5,000円。
今日もたっぷり晩ご飯を食べました。
お風呂は男女共同ですが、交代で24時間入れます。
和室の部屋に布団を敷いてお風呂に入って就寝。
くまは昨日も今日も車の中で一人寝てます。
用足しのためにくまを見に行くと、「なにか〜?寝てるんですけど〜」という感じ。

4日(火) 天気:晴れ

昨日も早く寝たので、朝早く目覚め朝風呂に入りました。
朝食を食べ、8時には出発。
昨晩、宿の方に聞いた勇払マリーナと勇払公園に行くことに。勇払(ゆうふつ)は、苫小牧の開拓発祥地域だそうです。
朝食 勇払マリーナ
この公園には野鳥がけっこういて、夫はカメラ片手に野鳥を追っていました。
勇武津資料館も行ったらいいよと、言われていたのですが、まだ9時前、開館が10時〜なのであきらめました。
また行くこともできるでしょう。
勇払ふるさと公園 史跡 開拓使三角測量勇払基点
今日は家に帰るのですが、どの道を通ろうかと。
普通に走ると、平取町を通り日高〜日勝峠かな。よく通る道だし、今日も晴れていて今日中に帰ればいいので少し遠回りの道を選ぶことにしました。
苫小牧(とまこまい)市―厚真(あつま)町―鵡川(むかわ)町―新冠(にいかっぷ)町―新ひだか町
今は馬の子育てシーズンなのか、親と子のペアがあちこち見られました。元気よく走ってる子馬や親の横で爆睡してる子馬、いろいろです。
新ひだか町からは天馬街道を通り日高山脈を横断。
勇武津資料館
新ひだか町―広尾(ひろお)町―大樹(たいき)町―中札内(なかさつない)
大樹の道の駅でお昼ご飯。
暑い・・5月とは思えないような気候。ついこの間まで寒い寒いと言っていたのに、ここ数日は一気に気温があがりました。

中札内村のピョウタンの滝に行くことにしました。
ここに行こうとしないとまず通らない道。奥まったところにあるので誰もいないかなぁと思っていましたが、意外にも車がたくさん停まっていました。
落差18メートルほどの、ダム倒壊によってできた滝。
新冠駅 道の駅 三石
新ひだかの牧場 天馬街道
マイナスイオンをふんだんに浴びて、元来た道を戻りました。中札内市街地を走り、道の駅へ。
連休中のせいか、混んでます。
中札内豆資料館 旧農家住宅(浜野宅)
帯広芽室から中札内まで伸びている帯広広尾自動車道。
この区間は現在無料。
中札内から芽室まで走りました。
中札内(なかさつない)村―帯広(おびひろ)市―芽室(めむろ)町―帯広(おびひろ)市―音更(おとふけ)
出発前、テレビのニュースで見た音更の十勝が丘展望台に行ってみました。
十勝川温泉街や十勝川、十勝平野、遠方に日高山脈を一望できます。
ここで午後5時前。晩ご飯に夫が以前チェックしていた本別町のお店に行くことに。
音更(おとふけ)町―池田(いけだ)町―本別(ほんべつ)
とんてき1,600円。これを食べたかったそうです。4〜5cm厚さの豚ステーキ。1回食べたらもういいそうです・・。私はとんかつ定食を食べました。
この3日間よく食べたな〜と。二人していつもの3倍は食べてたような・・。
食事後は途中でドライバーチェンジして家に帰ります。
本別(ほんべつ)町―足寄(あしょろ)町―陸別(りくべつ)町―津別町―美幌町
家には午後9時半頃到着。今回の走行距離約1,100km。
GW中は全道的に天候に恵まれ、暖かく今回もよい旅になりました。

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