H22年9月 番外編
天塩川

9月18日(土)〜19日(日)

18日(土) 天気:雨のち晴れ

9月3連休、出かけるか出かけないか、前日夜まで決めかねて、準備もそこそこでした。
というのも、全道土日雨の予報で、2日前でもそれは変わらず。ところが前日の天気予報では道北方面は曇りや晴れマークに変わり、それじゃ・・ということで出かけることになりました。
夜に残りの用意とくまの洗濯を済ませ、出発はいつもより遅めで8時過ぎ。

今回は日本で本流としては4番目に長い天塩川を下っていく旅にすることに。
出発時には雨でした。
美幌で車のメーター77777kmに。記念撮影。
美幌(びほろ)町―北見(きたみ)市―遠軽(えんがる)
出発後、給油して30分位走ったところで、「あっ!くまのリード忘れた!」
雨が降っていたので、家の中から抱っこして車に乗せたので、いつもならついてるはずのリードを忘れてきてしまいました。
取りに帰るのもなぁ・・無しではもちろん無理なのでどこかで買うことにしてそのまま走ります。
ホームセンター、北見はまだ開店前なので遠軽の店で買うことにしてくまの用足しはしばらくおあずけ。
9時半開店のホームセンターでリードを購入。
遠軽にある、北見のトリトンの姉妹店の回転寿司、ためしに2〜3枚食べよ、と言うので店に行くと「11時開店なんです」で準備中でした。
駅に写真を撮りに行き、出発しようとしたら、『どらまき焼』と暖簾のかかっている小さなお店に目がとまり食べてみることに。どらやきの皮1枚を薄くして餡やクリームをのせてくるくる巻いたもの。私のお好み。1個100円。
回転寿司屋 遠軽駅 どらまき焼
遠軽町丸瀬布(えんがるちょうまるせっぷ)上川(かみかわ)町―愛別(あいべつ)
遠軽でも降っていた雨は上川に入ると降っていませんでした。
急ぐ旅ではないけど、もうお昼なのにまだ愛別。
お昼ごはんにきのこラーメンを食べることに。愛別はきのこの産地です。一度食べてみたいと思っていたラーメンはあまり好みの味ではなかったようです。煮干し出汁のスープでした。
きのこラーメン きのこうどん
天塩川の水源の天塩岳は士別市と滝上町にまたがる山です。
今回の旅は水源地の天塩岳がスタート。すでに午後2時半過ぎ。
誰も通らないようなすれ違いも厳しい道を進むとポンテシオ湖というダム湖があり、車が数台停まっていました。釣りをしていました。
ここから天塩川沿いの道を走っていきます。
愛別(あいべつ)町―士別(しべつ)

士別市に河川防災ステーション 川の遊学館というのがあり行ってみました。国の施設です。
展示室では天塩川を紹介していてまさしく今回の旅の経路をみることができました。
展示室は鍵もかかって電気も消えていましたが、管理人のおじさんが点けてくれました・・。

士別(しべつ)市―名寄(なよろ)
夏にも行った、名寄の道の駅へ再び行きました。数種類の大福に目移りしながら、ソフトいちご大福といちごモンブランを買ってここで食べました。

名寄近郊、稲作が多く、今は収穫時期であちらこちらで稲刈りトラクターが動いていました。
もみ殻を焼いている臭いが漂ってきます。

↓名寄市曙橋から
士別市つくも橋から
士別市に河川防災ステーション 川の遊学館
名寄(なよろ)市―美深(びふか)

午後5時半頃、辺りも暗くなってきたので本日の天塩川下りは終了。
名寄で晩御飯を食べ、今日は美深道の駅で車中泊することに。
道の駅裏のびふか温泉で入浴し、午後10時頃就寝。
JR名寄駅 びふか温泉

19日(日) 天気:晴れ・くもり

道の駅で洗面を済ませ、コンビニでパンを買って朝食。
美深にも天塩川にかかる橋があり、そのうちの美深橋へ。
天塩川はカヌーで川下りもできるようで、ここにもカヌーポートがありました。
↓美深橋
ここでしばらく散歩しました。

美深(びふか)市―音威子府(おといねっぷ)
単線路の踏切で、遮断機の下りる音が・・。
札幌―稚内間1日2往復の特急が通過して行きました。
特急スーパー宗谷 恩根内駅 音威子府駅
音威子府駅構内にある、音威子府そばを昼食に。黒〜いそばです。駅の待合室に座って食べます。かけそば350円、てんぷらそば450円でした。味は・・可も否もなく・・。
↓音威子府で買った『さけみそパン』家に持って帰って食べました。
わりとおいしい。
↑音威子府から中川町に向かう途中の天塩川。
川の中に入って釣りをしている人数人。

→音威子府にある北海道命名ゆかりの地。
松浦武四郎がこの地を探索中、アイヌ人の話から、『北海道』という地名の候補が生まれたようです。
釣り竿を出してきて夫はルアーフィッシィング。くまもしばらく自由に遊んでいました。
30分以上いましたが、誰も来ませんでした。

音威子府(おといねっぷ)村―中川(なかがわ)町―幌延(ほろのべ)
天塩川と見れば、停まって写真を撮っていましたが、後で見るとどれもたいして変わりなく。
川幅はだんだん広くなって、小さい川とも合流して、海に流れていくんだなと。
当たり前ですが・・。
中川橋から 雄信内大橋から
幌延(ほろのべ)町―天塩(てしお)

天塩川河口、日本海に到着。
川も私たちも海に到着しました。
今回の目的は達成。
これからどうしようかなぁ・・。
前から入ってみたいと夫が言っていた豊富温泉に行きました。
天塩町―幌延町―豊富町豊富温泉は石油臭がする日本最北の温泉郷です。
湯治用と一般用があり、思っていたほどの石油臭さはなかったです。
温泉入浴後、「日が沈む〜」と、あわてて出発。天気がよかったので夕陽が見られそうです。
利尻富士と夕陽の写真を撮るために、豊富温泉からサロベツ原生花園をひた走り、日本海側へ。
なんとか海に沈む夕陽を見ることができました。
しばらく夕陽を堪能し、晩ご飯を食べるために天塩町へ。
とある寿司屋に入って、お寿司を食べました。
↑天塩河口大橋
お寿司屋さんを出たのが午後7時半。これからどうする〜。もう1泊するか、家まで帰るか。
家方向に向かって、もし途中でダメそうだったら車中泊することにして進みました。
天塩(てしお)町―遠別(えんべつ)町―中川(なかがわ)町―音威子府(おといねっぷ)村―美深(びふか)町―名寄(なよろ)
ここまで夫が運転。名寄で休憩&運転交代。
名寄(なよろ)市―道央道士別剣淵(しべつけんぶち)比布(ぴっぷ)JCT愛別(あいべつ)町―上川(かみかわ)町―石北(せきほく)峠―北見(きたみ)
温根湯の道の駅で運転交代。
北見(きたみ)市―美幌(びほろ)

目が覚めると家の前でした。
到着20日(月)午前1時10分。
帰りは強攻走行でしたが、無事に帰りました。一部の荷物を降ろして家の布団で就寝。

9月号へ戻る

月記帳トップへ