平成24年8月
今月は、くまの病気発覚、介護看病の日々でした。
先月の旅行後、下痢をし偏食もひどく様子がおかしいので病院に行くことに。
H24.8.2
まず、問診後、血液検査。
この日は病院も混んでいて、しばらく待った後で血液検査の結果が出て、重度の貧血、肝数値も悪く黄疸も出ている。エコー検査でじっくり診たいので、診察が終わるまで待ってて下さいとのこと。
エコー検査をするため、おなかの毛を剃り、くまも具合悪いからか、血液検査も仰向けのエコー検査もおとなしくされるがままでした。
肝臓、脾臓がはれている、おなかに液体が確認できるが水か血かわからないので少し抜くことに。
注射器を刺して抜くのだけど、なかなか採取できない。くまも痛がって「うぅー」とうなっていました。
液体は血ではなかったけど、細胞診検査をするため待合室で待っていました。
気がつくと待合室の床に血がついていました。注射器を刺したところからの血が止まらなくなっていて、テープで止血。
血小板も少ないので血が止まりにくいのです。
腹水からはよくない細胞もみうけられる、腫瘍の疑いもあるとのこと。
この時のエコーでは腫瘍らしきものは見あたらないとのことでした。

貧血の薬、整腸剤、利尿剤ももらって帰宅。
どうなるんだろうと不安でいっぱい。
H24.8.5
真っ赤になったおなかが痛々しい。
ずっと横になっています。
H24.8.6
通院
体重測定で4日前より2kg減。腹水は利尿剤でとれてきました。
血液検査とエコー検査。
腹水で見えなかったところに腫瘍らしき影が点在。
リンパ腫かリンパ節炎の疑いが大。まったく誤診かもしれないが、詳しく検査するには開腹して腫瘍の生検が必要です。セカンドオピニオンも可、検査結果もお渡しします。と、言われました。

夫に相談しないといけないので、抗生物質と整腸剤をもらい、1回しか打てないという、リンパ球活性抑制剤の注射をして帰ってきました。

相談した結果、くまのこの貧血の状態で血も止まりにくい中、開腹したらそのまま死んでしまうかもしれない、それは一番後悔する、という結論でこのまま見守ることにしました。
H24.8.9
ずっと家の中で過ごしてます。昼休みに家に帰り、外で用を足してまた家の中へ。

この頃からくまの声を聞くことがなくなりました。
H24.8.10
再度病院へ。
今日も血液検査とエコー検査。白血球が異常に上昇し、先日の注射の影響とか。本来は下がるはずなのに上昇するということはリンパ系の病気の疑いがさらに大きくなったと。
脾臓の肥大も貧血も改善せず。
リンパ腫も首や脇や体表面からわかるところにあれば細胞を採取できるらしいが、くまは内臓に見られるので、開腹するしかない。リンパ腫とリンパ節炎では治療が異なるので、抗がん剤を投与するわけにもいかない。
お盆休みに入るので、抗生物質1週間分と整腸剤を処方。
ドッグフードは全く、煮干とちくわを少ししか食べないので、病院で療法食の缶詰を食べさせてもらうと、パクパク食べ、3缶買って帰りました。
食べられるものがあってよかったと思っていたら、家に帰って数時間後、嘔吐。
夜に療法食を食べさせるとまた数時間後に嘔吐。ほとんど消化できていないのです。
H24.8.16
一切のものを自分では食べなくなったくま。どんどん痩せていきます。
朝出勤するたび、昼休み終わって仕事に戻るたび、くまの生きている姿を見るのはこれが最後かもと思って玄関を出て行っていました。
動物は食べなくなると本当に生きていけなくなるので、生命維持のために強制給仕をすることに。固形物は食べないので、考えた結果、栄養価の高いハチミツとヨーグルトを飲ませようと。あと大根おろしの汁を混ぜたりして、朝夕、可能なときは1日3回、飲ませていました。
後日数年ぶりに泊まりにきた夫の旧友の提案で豆乳(無調整)を混ぜてみることに。
H24.8.25

来客と共に、北見方面へドライブし、おんねゆ温泉の山の水族館へ行きました。
今年7月リニューアルオープンし、話題になっている人気の施設です。
ジンベイザメやイルカなんていませんが、お魚好きの方は楽しめる施設です。
H24.8.29

くまは12日、療養食を嘔吐して以来、17日ぶりに自分で固形物を噛んで食べました。
煮干を少し。そしてお隣のおばさんからドッグフードとビスケットを少し。
細い声で「わぉん!」とも。
食べられるものを探して、ご飯はだめ、そうめんは食べたので、犬用減塩煮干とそうめんを食べさせることにしました。


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