12律の第6音「雙調[そうぢょう]」を主音とする調子で呂旋[りょせん]の配列になっています。西洋音楽の「ト長調」に相当します。
霜調とも書かれ枝調子はありません。
雅楽の世界では春の調子とされ、古くは春に奏されました。
4曲と渡物10曲が現存しますが、9曲と渡物22曲が失われました。