乞食調の楽。
大国の楽で天変の時に奏すといいます。また、五月節会に御輿の御前で舞うといいます。
蘇芳菲の身は獅子の姿で頭は犬のようであり、この中に入る中実[なかご]は左方の乗尻装束であるといいます。
我が国への伝来は不詳です。