☆動物☆

北海道に住んでいると、大阪にいた頃には日常見ないような動物に遇うことがある。
まず、キツネ。
畑の中にいたり、家の近くまでやってきたり真近で見ることがある。“かわいい”という感情は今では無い。畑を荒らしたりもするし、エキノコックスのこともあるし。近くに来ないで、と思う。

鹿。
旅行者だった頃は鹿がめずらしくて、しかも野生だし、感動したものだ。
今では鹿はよく見かける。夜、街から離れた道を走っていると(峠とか・・)出くわす。急に車道に出て横断する。夜だと見えにくいのでかなり危険だ。
鹿に車がぶつかったら大被害。廃車にだってなりかねない。鹿が出そうな場所は運転要注意。
今年、うちの近くでくまの散歩中に鹿がいた。「わっ、こんなところにまで・・」と思った。くまは飛びついて行こうとしたけど、鹿はぴょんぴょん跳ねて畑の奥に逃げて行った。家の近くで見たのはこれ1回限りだけど。

牛と馬。
夏、牛は放牧されているので、道路沿いの斜面の牧場にはごく普通に牛がいる。
馬もサラブレットではないけれど見ることもある。さすがに野生の牛や馬に出会ったことはないけど・・これらは家畜の動物。

白鳥。
白鳥は見たことはあったけど、こっちに住んでから、空飛ぶ白鳥を見て感動した。
秋になるとシベリア(?かな)から飛来してくる。
群れで移動していて、鳴きながら空を飛んでいる。鳴き声で白鳥だと分かるし、肉眼でもわかる。
綺麗に列を組んで飛んでいる。
何組も飛んでくるし、初めの年はしばらく空を見上げていた。

熊。
熊を見た、という話はあまり聞いたことがないし、私も動物園でしか見たことないけど、北海道には確実に熊がいるわけで・・。
熊の足跡や糞が発見されたというのは広報誌にも載ったりする。
熊に出会ったらそれは=死に限りなく近い。なので出会わないようにするのが一番だ。
山に入るときには、鈴をつけたり、手をたたいたり、しゃべりながら歩いて人間がいるということを知らせる。そうすれば熊の方が寄ってこない。
遠くに熊を見つけたら静かに立ち去り、熊が気づいていたら慌てず騒がず、落ち着いて静かに立ち去る。大声だしたり、走って逃げたり石を投げたりは自殺行為らしい。死んだふり・・もあまりよい方法ではないみたい。
実際に目の前に現れたら冷静に判断できるかわからない。
やっぱり熊だけには遇いたくないものだ。