光の箱や光のツリーを考案し、作品展示とワークショップを各地で行う松村泰三のサイト

TAIZO MATSUMURA

Artwork

surface[2]

2006年

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  • surface[2]展示の様子
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光は、あらゆる「もの」の表面に光の皮膜を作り出す。光の皮膜は物体にさまざまな色をつける。物体の色は光の色であり、世界は光の膜で覆われている。
この作品は、光で作られた彫刻であり、作品から物質を排除し、光の皮膜だけを構成したものである。または、作品の色の要素だけを抽出したものかもしれない。刻々と変化してゆく実体のない光の彫刻は、これまでに体験したことのない空間を提示し、存在するものと見えるものの関係について考えさせる。そしてそこから“見ること”の再認識とそれによる新たな空間のとらえ方を考察する。
作品はsurface[2-1]からsurface[2-6]まで6点である。