團亂旋 遠楽 唐楽 訓法 止羅傳゚ ゚ 牟〜とらでん〜
別字 團亂傳。
舞楽 別名 后帝團亂旋。后帝楽。

舞楽図

唐楽 四箇之大曲[しかのたいきょく]の一つでしたが、撰定の時 廃絶され遠楽となりました。

龍笛の譜には大戸真縄が作るとありますが再興したものと思われます。

后帝團亂旋という名から考えると≪皇帝≫は玄宗(在位712〜755)が作り、この楽は后宮が作ったものではないかといいます。

我が国には文武天皇(在位697〜707)の頃に遣唐使 粟田道麿が伝えたといいます。

内容 新楽。大曲。左方舞。平舞。舞人6人または4人。答舞≪古鳥蘇≫。
出時 ・壱越調調子
当曲舞 ・序 拍子十六。
・二帖 [中序という] 拍子十六。
・三帖 [中序二帖という] 拍子十六。
  じゅ  は
・入破
拍子十六。
二帖。
  さっ とう
・颯踏
拍子十六。
二帖。
  きっしょう
・急聲
拍子十六。
七帖。
入時 ・壱越調調子

装束 左方襲装束 諸肩袒。
べつかぶと
別甲


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