皇帝破陣楽 遠楽 唐楽 訓法 和宇太゚ ゚ 以波千゚ ゚ 牟羅具〜おうだいはじんらく〜 (常には破陣楽を略す)
別字
舞楽 別名 皇帝。皇陣楽。武コ太平楽。安楽太平楽。

舞楽図

唐楽 四箇之大曲[しかのたいきょく]の一つでしたが、撰定の時 廃絶され遠楽となりました。

五破陣楽の一つ。

唐の玄宗(在位712〜755)が国を平らげて即位の時に作るといい、また、唐の太宗(在位627〜649)が作るともいいます。

我が国には文武天皇(在位697〜707)の頃に遣唐使 粟田道麿が伝えたといいます。 序は本来 拍子四十でしたが遣唐舞生が末八拍子を忘れたため、承和年間(834〜848)に藤原諸葛が勅により拍子三十とし、拍子十六をもって半帖と定めました。

太刀を帯びて舞う時は特に皇帝破陣楽と称し武舞であったといいます。

内容 新楽。大曲。左方舞。平舞。武舞。女舞としても。舞人6人または4人。答舞≪新鳥蘇≫。
出時 ・壱越調調子
・龍笛音取
   ゆ せい
・遊聲
序吹物。拍子なし。
当曲舞 ・序 拍子三十(全四十)
・破一帖 拍子二十。
・破二帖 拍子二十。
・破三帖 拍子二十。
・破四帖 拍子二十。
・破五帖 拍子二十。
・破六帖 拍子二十。
入時 ・壱越調調子

装束 左方襲装束 諸肩袒。
べつかぶと
別甲


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