ニ舞 現行曲 天竺楽 訓法 仁乃眞以〜にのまい〜
管絃 なし 別字
舞楽 別名

舞楽図

林邑八楽の一つ。

沙陀調の楽。

年老いた男女が≪安摩≫の舞振を真似るが上手く舞えないというものです。

* 媼(腫面)は「舞樂圖」には存在しません

舞楽 古楽。中曲。左方舞。≪安摩≫の答舞。舞人2人。囀詞あり。
出時 安摩 ≪安摩≫の舞が終わる頃に二揩ェ一揩フ左袖を持ち、左側に従うように進出します。

途中、退出してくる≪安摩≫の二揩ニ行違う時に跪いて笏を乞う舞手を行います。
  らん じょ
・亂序
打物は≪亂序≫。龍笛は≪安摩亂序≫。
≪安摩≫の一揩ェ降台した後に奏し始める。

吹止句により終わる。
退出してくる≪安摩≫の一揩ニ行違う時に跪いて笏を乞う舞手を行います。

登台して舞台を回って舞座に着きます。
当曲舞 ・詠 無楽。 一揩フみ舞います。
 さえずり
・囀
無楽。 一掾E二揩ェ交互に舞います。
囀詞は今は唱えません。
・亂序 打物は≪亂序≫。龍笛は≪安摩亂序≫。
入時 ・連吹 [亂序]
吹止句により終わる。
舞い終わり両隅より中央に進み、二揩ヘ一揩フ左側に従うように退出します。

装束

 左方襲装束 (袍・踏懸は着用しない)

めん
木製。大面。茶褐色漆塗。翁を表す咲面[えみめん]
 む  し
牟子
白綾織地に萌黄の横縞淡染。裏は白平絹。縁の組紐で結ぶ。
ばち
右手に持つ。
さげ ざさ
下笹
紙製。頭につける。
とりかぶと
鳥甲
腰に下げる。

 右方襲装束 (袍・踏懸は着用しない)

めん
木製。大面。茶褐色漆塗。媼を表す腫面[はれめん]
 む  し
牟子
白綾織地に萌黄の横縞淡染。裏は白平絹。縁の組紐で結ぶ。
さげ ざさ
下笹
紙製。腰につける。


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