柳花苑 現行曲 唐楽 訓法 利宇具和江牟〜りゅうかえん〜
管絃 別字 柳花園。柳花怨。柳花鹽。
舞楽 廃絶 別名 柳花苑楽。

延暦年間(782〜806)に遣唐使舞生の久礼真蔵が伝えたといいます。もとは太食調の楽であったが一時中絶し原曲は亡失したといいます。

承和年間(834〜848)に雙調に改められました。

堀川天皇(在位1086〜1107)の頃までは楽拍子と只拍子の奏法があったが、天皇は只拍子を好んだので楽拍子を人は習わなくなったといいます。

管絃
当曲 新楽。
中曲。早只八拍子。拍子二四。末六拍子加。
渡物 壱越調。太食調。

舞楽 答舞≪綾切≫。あり。
・当曲 七帖。


[←] [→]