☆エキノコックス☆

北海道の人はお馴染みで知らない人ほとんどいないと思うけど、大阪の人、エキノコックスって??な人多いと思う。

某新聞の抜粋
『エキノコックスは、人が感染した場合に重い肝機能障害を引き起こす寄生虫の仲間。感染経路は、一般的にキツネが幼虫の寄生した野ネズミを食べて感染。
その後、キツネが排出したふん便中の虫卵が口から入り、人に感染することで知られている。しかし、犬もキツネと同じく野ネズミを食べて感染し、人への感染源となる。』

キツネや犬には腸に寄生するらしい。しかし人間には肝臓に寄生し、自覚症状もなく10年20年も経ってから発病し、治療法もないという恐ろしい病気。
北海道の健康診断の項目の中に、エキノコックス検診っていうのがある。血液検査らしい。
検診で見つかったからといって、治療法もないなら知らない方がマシって人もいた。

動物病院でも犬のエキノコックス検診ってある。犬の場合は便で調べる。
見つかったら、犬の場合腸に寄生してるので虫下しのような薬で治療できるらしい。

さらに新聞には
『昨年1年間に道内各市町村で捕獲された野犬などのうち1%の犬がエキノコックスに感染。昨年12月には初めてエキノコックスに感染している飼い犬が道内で確認された』
とある。

昔は北海道内にしかなかったエキノコックスも、海を渡り、東北地方にまで南下してるらしい。

北海道に旅行に来て、むやみに川や沢の水を飲んではだめです。
その水のなかにキツネのふん便が流れててエキノコックスの虫卵が入ってるかもしれません。