☆改装2の3☆

今の家に引っ越して4年半。今更ながらちょっとしたリフォームをすることになった。
今回は玄関ホールの床板張替え。

2年前(平成18年)の6月、洗面所のクッションフロアーを張り替えた。洗面台と洗濯機を移動させ、前のクッションフロアーをはがして新しいものをはった。このときも丸1日かかったけれど、今回はさらに日数を要した。
夫は引っ越した当初から玄関ホールは気になっていたらしく・・。というのは玄関を入って左側とまっすぐつきあたりにかけて、微妙に床が下がっている。気にして歩けばわかるけど。
板もはげているところもあって、玄関マットで隠していたけどそれも気になるところ。

先日行った、「オホーツク木のフェスティバル」で床材の半端ものが破格値で売っていて、高級ホテルの特別室の床材で物はかなりいいもの、らしく衝動買い。
15センチ×180センチ板を14枚。あるだけすべて買って、衝動買いなのでサイズもなにも図っていなくて、多分足りるだろう、で持って帰ってきた。とても重くて、車まで二人で運ぶのに一苦労。
家に帰って測ってみたら、「足りんやん!」あと最低2枚は必要・・。
半端ものなので同じものはもうない。30センチ×180センチの別の床材があったので柄は違うけどそれを買いに行こうということで、再び北見まで車を走らせた。3枚買ってきた。

そして2週間後、工事にとりかかり、水平を測って、まず床をはがす作業から。扉があるので戸をはずしてレールをはずして、幅木をはずして、あとは床をひたすらはがす。
床材の長さを測って切って、隅も形にあわせて切って。高さを合わせてパッキンの木材をカンナで削って。幅木を加工したり色を塗ったり。
仮で並べてみて不具合を調整して。
土日しか作業出来ないので、2週に渡って作業し、計5日かかった。
ただ張り替えるだけならこんなにかからないのだろうけど、高さを調節しながらなので大変だった(みたい)。
完成!して戸をはめようと思ったらはまらない。床があがった分、上はそのままなのではまらないのは当然。戸の上を切ってようやく完成。
戸がない方がすっきりしていいけれど、冬は玄関からの冷気をさえぎってくれるので、はめないわけにはいかない。

大工工事をするには道具が大事。道具の有る無し、使いやすさで作業効率も仕上がりも全然違うのだろう。
うちには丸鋸、電動カンナ、インパクトドライバーなどはあるけれど、今回お隣のおじさんが色々道具を貸してくれた。薄刃のこ、バール、カンナ、(使いやすい)インパクトドライバーなどなど。
定年後、大工のような仕事をしているので一般家庭にはないような道具がそろっている。
道具をお借りしただけでなく、材料もいただいた。フローリング用の釘、幅木用の釘、パッキン用のベニヤ、グラスウール、幅木まで・・。
知恵も借りて、かなり助かった。

ようやく完成して、何もない状態だとすばらしいと思うけれど、下駄箱を戻して戸もはめて元の玄関マットをひいてみると、たいして前と変わっていないような気が・・・・。
やっぱり玄関マットも新しいものに買い換えよう。
元の状態 完成(戸をはめる前)