皇仁庭 現行曲 本邦楽 訓法 和宇仁牟傳以〜おうにんてい〜
別字 王仁庭。
舞楽 別名 皇仁。

舞楽図

仁徳天皇即位の時(313)に王仁が難波津歌を作って賀したものといいます。

王仁は応神天皇の16年(286)に百済から帰化した漢の高祖の子孫といいます。

渡物
唐楽平調。唐楽雙調。

舞楽 右方舞。平舞に近い。舞人4人。番舞≪桃李花≪秦王破陣楽≫
出時 ・破 新楽。
中曲。序吹。
四拍子。拍子二十。


吹止句により終わる。
舞人は登台して向立に立ち定まります。
 
当曲舞 渡り返って後に加拍子になり正面向に舞い終わります。
・急 新楽。
中曲。唐拍子。拍子十四。
入時 ・連吹 [急] 吹止句により終わる。 舞人は退出します。

装束 右方襲装束 片肩袒。
めん
木製。小面。頭髪・眉毛・口鬚は黒漆書。唇は朱漆塗。武将の顔。
 む  し
牟子
黄地金襴に雲の地紋。裏は白平絹。3本の紐で結ぶ。
べつかぶと
別甲
鳳凰甲。革製。胡粉絵具塗。


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