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現行曲 | 渤海楽 | 訓法 志牟眞加〜しんまか〜 |
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別字 新摩訶。 | ||
舞楽 ○ | 別名 |
靺鞨国の楽でその国より中華に来て拝礼舞踏する姿を模したものといいます。また、靺鞨芋田という人の作で高麗国より伝来したともいいます。
白河天皇(在位1072〜1086)の頃、法勝寺供養に勅を奉じて藤原俊綱が再興したといいます。
昭和37年(1962)4月、宮内庁楽部によって50年ぶりに再演されました。
* 緑袍は「舞樂圖」には存在しません
出時 | こ ま こ らんじょう ・高麗小亂聲 |
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こ ま らんじょう ・高麗亂聲 |
吹止句により終わる。 |
舞人は2人ずつ並んで登台して着座し拝をします。笏を舞台に置き片手をつけて臥し片手で弧を描きます。身を起こし笏を腰にはさみます。 | |
当曲舞 | ・小音取 | ![]() |
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・当曲 | 新楽。 小曲。唐拍子。拍子十六。 |
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入時 | ・連吹 [当曲] | 吹止句により終わる。 | 舞人は退出します。 |
あかほう 赤袍 |
上揩Q人用。蘇芳の生経練緯綾織に輪無唐草紋。裏は赤平絹。 |
あおほう 緑袍 |
下揩Q人用。緑の生経練緯無地綾織。裏は赤平絹。 |
ひ と え 単衣 |
紅色繁菱紋の両練固地織。 |
はかま 袴 |
上揩ヘ紫・下揩ヘ浅黄の羽二重。裏は同色の平絹。裾を紐で吊り上げる。 |
べつくつ 別沓 |
鳥皮沓。革製。黒漆塗。踏込は青地錦。立挙は折下げない。 |
とうかん 唐冠 |
黒羅または黒紗張。黒漆塗。大きな巾子と平纓。簪はない。紫の組紐で顎に結ぶ。 |
ひ おうぎ 檜扇 |
檜柾目の薄板を24橋、糸でつないである。 |
じょう し 帖紙 |
白の檀紙を六折りにしたもの。 |
しゃく 笏 |
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さげざや 下鞘 |
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