長保楽 現行曲 訓法 千也宇保゚ ゚ 羅具〜ちょうぼらく〜
別字 長浦楽。長寶楽。
舞楽 別名 泛野舞。

舞楽図

共に長保年間(999〜1004)に伝来し、2楽を合わせて1曲として、年号をもって楽名とするといいます。

渡物
唐楽平調。

舞楽 右方舞。平舞。舞人4人。番舞≪賀殿≫。
出時   い ちょう し
・意調子
      ほ  そ  ろ  く  せ  り   ほ そ ろ
保曾呂久世利 (保蘇呂)
新楽。
中曲。四拍子。拍子八。


吹止句により終わる。
舞人は登台して出手[ずるて]を舞い、
正面向に立ち定まります。
当曲舞 途中で向い合わせに跪いて右肩を袒ぐ。左向、右掻伏合より加拍子になり、左巻指、正面向と続き正面向に舞い終わります。
   か  り  や す
・加利夜須音取
高麗平調。
      か  り  や す   こ そ ろ
加利夜須 (古蘇呂)
高麗平調。
新楽。
中曲。四拍子。拍子九。
右巻両手後面指より加拍子になり、左巻、正面向と続き舞い終わります。
入時 ・連吹 [急] 吹止句により終わる。 舞人は退出します。

装束 右方蛮絵装束 始:不袒。後:片肩袒。


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