裹頭楽 現行曲 唐楽 訓法 具和止宇羅具〜かとうらく〜
管絃 別字 裸頭楽。
舞楽 別名

舞楽図

唐の李徳祐という人が作るといいます。
また、明帝(在位57〜75)が作るともいいます。

大国で蜂を払う時に錦羅絹綾などをもって頭を包みこれを払うといいます。大唐で100年に1度、金沙国より蜂が千万来て害損する、その時にこの楽を奏すれば蜂はことごとく死ぬといいます。

我が国への伝来は不詳です。

我が国では天皇・皇太子の冠禮にこの楽を奏したといいます。

管絃
当曲 新楽。
中曲。延八拍子。拍子十二。末四拍子加。

舞楽 左方舞。平舞。舞人4人。答舞≪敷手≫。
出時 ・平調調子
       ぼんげん
・龍笛品玄


吹止句により終わる。
舞人は登台して出手[でるて]を舞い、
平立に立ち定まります。
当曲舞 ・当曲 新楽。
中曲。延八拍子。拍子十二。末四拍子加。
三帖(全四帖)。
入時 ・平調調子
       あが ぢ ょ う
・龍笛臨調子


吹止句により終わる。
舞人は入手[いるて]を舞い退出します。


装束 左方襲装束 片肩袒。


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